ツアーレポート「ジョホールバルの蒼い月」

CHAPTER 5 SURVIVAL

開始早々、相馬が右足で浅い位置からクロスを上げた。ハクプールがヘッドでクリア。と思ったらゴールネットをゆすった。スローを見ているようだった。「わーーーーーーーーーーーーっ。」ゴールだ。こんな幕開けでいいんだべか。やったやったー。あ?なに?ゴールじゃないの?オフサイド?オウンゴールにオフサイドもへったくれもあるかい。帰国後のアナウンサーの話によるとオフサイドのプレーヤーがプレーに関与したため相手DFがクリアを自分のゴールに入れてしまったということらしい。なるほどと思ってビデオを見たが、ほんとにオフサイド?周りが目くじら立てないということはオフサイドなのでしょう。最近私は、こういうぬか喜びシーンではいちいち騙されることにしている。減るもんでもないし・・・。

左45度の位置からダエイがシュート。しかしふかす。

イランのファールで得た中距離のFKを山口が直接シュート。枠を外れゴールキックに変わるがアベドザデはゴールキックの際フェイクを入れ1回目の時間稼ぎをする。

イランのセンタリングを日本がカットし、イランCK。日本クリアする。日本が拾い中田からのパスをカズがエンドライン近くでキープ、北沢らがパスをつないで中田が浮いたボールをシュート。しかし大きくふかす。

北沢のパスに中山が走り込むが、アベドザデがクリア。ここでヤツは手袋を付け直す行動に出る。

ヨシカツ、ダエイと1対1の危機に陥る。ヨシカツかわされるが、ダエイは浮いた球を枠へ捉えることができず。その前にイランにファールがあり、事なきを得る。

秋田がピンチの芽を摘むシーンが目立つ。もうお前しかいない。中田が好ディフェンスを見せた(ペナルティエリアの中でボールを奪い、相手の裏を取って狭いところをパスでつなぐ)。

イランCK。日本クリア。ダエイ、左45度から左足でシュートを撃つが勢いがなくヨシカツが余裕を持って見送りGK。

日本、カズ、中山らが攻め込み、FKを得る。名波が蹴るがGKパンチ。

中山倒されて、アザディに警告。FKを名波が蹴りこぼれ球となる。中山が落としたボールを中田、ボールが浮いた状態で左足シュート、しかし窮屈な体勢でアウトにかかり外れる。

右寄りの位置で中田がさらに右方向のスペースへスルーパス。しかし名良橋とは合わず。名良橋はパスを受けるまではかなりのスピードで上がっていたが、一瞬止まってしまった。

日本、連携ミスと勘違いから相馬がボールを見送ったところ、CKを取られる。CKはペイラバニとしっかり合わずヨシカツキャッチ。

左サイドの深い位置で名波倒されFK。中田が蹴るが、つながらず。

北沢から出たパスをオーバーラップしていた名良橋がセンタリングするがGKがキャッチ。しかし、スピードのあるいいプレーだった。

カズが倒され、ハクプールに警告。

イラン、ザリンチェが右サイドから低い弾道でセンタリング。井原がボレーでニアからカット。

岡田監督、テクニカルエリアにかぶりつきで主審の注意を受ける。

中田の浮いたスルーパス。中山が裏へ抜け出すが、折り返しはつながらず。

井原、モトラグへのファールで警告を受ける。

北沢のパスミスからアジジの強烈な右足シュート。ヨシカツ、ファインセーブでコーナーに逃れる。CKは日本がクリア。カウンターになりかけるがつながらず。

カズが持ち過ぎて、チャンスを逃すシーンあり。カズの放り込み、中山が合わせるがGKキャッチ。

中田がかなりの距離をドリブルで持ち込む。中山にパスを通したが受けた中山のセンタリングは長かった。

名波→中山→北沢とつながる。北沢はワントラップ、ターンしてシュート。ゴール枠上へ。惜しい。ナイスシュートだった。

日本はイランの高い個人技、素早いタッチ、中東独特の深くて鋭くて大きな切返し、そして強い当たりに苦しむ。しかし攻防は一進一退。スリリングな好ゲームである。

3本ほどパスがつながり山口の低めのスローな浮球にゴンが頭で合わせようとするが、カズと重なってしまいシュートならず。中田が怒っていた。

日本の左サイドで名波が引っかけられる。一度流すが痛がっており中田がタッチへ蹴り出す。ここでマハダビキアにイエロー。矛盾したジャッジでは…。

中田が一人をかわしシュートを撃てる体勢になるが北沢に合わせる。北沢が折り返したボールはイランがクリア。

中途半端なボールがアベドザデに渡り、ゴールライン近くでキープしていたボールにカズがチェイス、突っかけるがカズはファールを取られてしまう。Vを見る限りコーナーキックだが…。カズのこの日少ない好プレーではあった。

マハダビキア、ダエイとのコンビからポスト直撃のシュート。枠は外すだろうと見ていたのだがポストに当たりびっくりした。敵ながらうまい脚の振り抜き方だった。井原がクリア。そのままスローインに変わる。

名波が左サイド深いところでFKを得る。リスタートからもう一度FK。名波から中田へパス、イランDFのプレッシャーのきつい中、中田はワンタッチしてゴンへキラーパス。抜け出したゴンが左足インサイドでシュート。アベドザデに少し当たるがボールは赤いネットへと転がっていった。ゴーーーーーーーーーーーーーーーール。ううううううおおおおおおおお。やった、先制だ。凱旋門をくぐるのは僕たちだ。スタジアムは絶叫のるつぼ。前に座ってた人たちも抱きついてきた。後ろのお姉さんは抱きついてこなかった。しかし、まだ時間はある。このまま長い時間を戦い続けるのだろうか。ハラハラした切ない気持ちは消えずに残った。

ダエイの直接FKは強い弾道のシュート。ヨシカツちょっとはじくが再びキャッチ。事なきを得る。

日本陣内でアジジが突破を図るが、秋田がこれを許さず。

相馬が鋭いセンタリングを見せ、カズが飛び込むがアベドザデキャッチ。

そして、前半が終了した。

CHAPTER 4

CHAPTER 6

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